プラスチックは非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品軽量化等、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で廃棄物・資源制約、海洋プラスチックゴミ問題、地球温暖化等の課題もあります。
海洋プラスチック問題は当店と関わりがあります。 プラスチックゴミは、既に海の生態系に甚大な影響を与えており、このままでは今後ますます悪化していくことになります。例えば海洋ごみの影響により、魚類・海鳥・アザラシ等の海洋哺乳動物、ウミガメを含む少なくとも約700種もの生物が傷つけられたり、死んだりしています。このうち実に9割がプラスチックの影響で、例えば漁網等に絡まったり、ポリ袋をエサと間違えて摂取することによるものです。
プラスティックゴミの多くは、海岸での波や紫外線等の影響を受けるなどして、やがて小さなプラスチックの粒子となり、それが世界中の海中や海底に存在しています。5mm以下になったプラスチックは、マイクロプラスチックと呼ばれ、その多くが数百年以上も残り続けます。
エコバックに表記した「LIFE BELOW WATER」とは「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」という意味があります。これは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193カ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の「SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)」のひとつです。2025年までに、陸上活動による海洋堆積物や富栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させること等が盛り込まれております。
100年先、200年先にきれいな海を再生するための一歩を踏み出してみませんか。
大きさ:約360mm×約370mm×約110mm
素材:コットン100%
気仙沼素材屋店長「金兵衛」
こんにちは。気仙沼素材屋店長の素材屋金兵衛です。皆様に気仙沼港に水揚げされる魚を一軒でも多くの食卓に届けられるよう、がんばります。